興味深いテーマだと思います。著作権侵害も重要な問題ですが、私自身が興味をもっている問題のなかに「著作権のむやみな延長」というのがあります。もともと、一定期間で切れるはずの著作権がアメリカなどで繰り返し繰り返し延長されています。例えば、70年以上経っても、小説の『風と共に去りぬ』の著作権がまだ有効で、その名著の風刺やその作品を出発点とする本を書こうとする人は「著作権侵害」ということで訴えられます。そのことが著作権の主旨にかなっているのでしょうか、という問題があります。また、著作権とは少し違いますが、コメの種を遺伝子改良で作ったアメリカの会社(モンサント)が「特許」を持っているとして、従来の農業でやってきたように、秋に種を集めて、翌年の春にそれを植えるようなことが「特許侵害」であるとして、農家を訴えています。これ件でモンサントは批判されています。著作権や特許の侵害も問題ですが、著作権や特許そのものの在り方について考えていくことも大切だと思います。
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興味深いテーマだと思います。
著作権侵害も重要な問題ですが、私自身が興味をもっている問題のなかに「著作権のむやみな延長」というのがあります。もともと、一定期間で切れるはずの著作権がアメリカなどで繰り返し繰り返し延長されています。例えば、70年以上経っても、小説の『風と共に去りぬ』の著作権がまだ有効で、その名著の風刺やその作品を出発点とする本を書こうとする人は「著作権侵害」ということで訴えられます。そのことが著作権の主旨にかなっているのでしょうか、という問題があります。
また、著作権とは少し違いますが、コメの種を遺伝子改良で作ったアメリカの会社(モンサント)が「特許」を持っているとして、従来の農業でやってきたように、秋に種を集めて、翌年の春にそれを植えるようなことが「特許侵害」であるとして、農家を訴えています。これ件でモンサントは批判されています。
著作権や特許の侵害も問題ですが、著作権や特許そのものの在り方について考えていくことも大切だと思います。
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